アッキ・ロティ、まはたアッキ・ロッティは、米粉から作られたインドのフラットブレッド。インド南西部のカルナータカ州の料理の一つです。アッキ・ロティには、米粉を使うものと、炊き上がったお米と米粉を使うものと、2つのバージョンがあります。米粉のみのものが最も一般的なバージョンとされていて、米粉に玉ねぎ、にんじん、青唐辛子を混ぜ、平らにした後焼き上げます。焼き上がったら、無塩バター、チャツネやピクルスを添えていただきます。炊き上がった米が入るバージョンは、前者に比べると生地が少し柔らかめになるようです。こちらはバター、またはギーを添えます。ここでは前者の、米好のみのものを紹介します。
🔸材料(4人分)🔸
125g |
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玉ねぎ |
小1個分 |
ココナッツファイン(無くても良い) |
大さじ3 |
人参 |
1/2本分 |
青唐辛子(種を除いたもの) |
2本 |
4〜6g |
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クミン |
小さじ1/2 |
塩 |
小さじ1/3 |
生姜 |
小さじ1/2 |
水 |
適量 |
油 |
適量 |
ディルの葉(好みで) |
大さじ2〜3 |
ひよこ豆の水煮(好みで) |
大さじ1 |
🔸作り方🔸
- 玉ねぎ、青唐辛子、パクチーはそれぞれみじん切りにする。人参と生姜はすりおろす。
- 大きめのボウルに米粉を入れ、塩、クミン、みじん切りにした玉ねぎ、青唐辛子、パクチー、すりおろした人参と生姜を入れ、よく混ぜる。この段階で、好みでココナッツファインとディルの葉を混ぜても良い。
- 水を少しずつ加えて、柔らかな生地を作る。生地は滑らかでパサついてない程度に。4等分し、それぞれを台の上で丸める。伝統的には、油を塗ったバナナの葉の上に生地を乗せるが、生地がくっつくのを防ぐため、台の上に濡らした布巾かアルミホイル、またはクッキングシートを置いてから、丸めた生地を乗せる。生地の乾燥を防ぐため、その上にボウルを被せるか、ラップを被せてておく。
- 生地を焼くには、まず生地を円型に、手を使って軽く広げていく。生地の端が割れてしまうようであれば、指先に水を少しつけて、その部分の生地同士をくっつけて割れた部分を直す。厚さに関しては、厚くても薄くても好みで。
- 伝統的な焼き方だと、タヴァーと呼ばれる鉄製のスキレットに油を入れて熱しておき、成形した生地をバナナの葉の上に置いておく。タヴァーが準備できたら、生地が乗ったバナナの葉をタヴァーの上にひっくり返し、生地をタヴァーの上に乗せ、バナナの葉を優しく剥がす。家庭ではタヴァーの代わりに普通のスキレットやフライパンで良く、生地も一つずつ焼いて良い。
- 焼いている面がきつね色になってきたら、ひっくり返し、同様に焼いていく。ひっくり返したら、表面に油を薄く伸ばし、スパチュラなどで平になるように生地を押し付ける。
- 両面に焼き色が付いたら皿に盛る。