フランス領ポリネシアに属するトゥアモトゥ諸島で作られる、ボール状のパン。生地は、イースト菌で発酵させた小麦粉に、ココナッツ、ココナッツミルク、砂糖、塩を加えて作られたもので、ココナッツウォーターで調理します。また、生地をバナナの葉に包んで、アヒマアと呼ばれる土窯で焼き上げることもあります。「ファラオア」とは、現地の言語であるタヒチ語で「パン」を意味し、「小麦粉」を意味するフランス語「farine(ファリーヌ)」に由来します。ここで紹介するレシピは、バナナの葉で包むタイプのものとなります。
🔸材料(4人分)
小麦粉 |
500g |
小さじ2 |
|
砂糖 |
150g |
ココナッツミルク |
500g |
塩 |
少々 |
バナナの葉 |
数枚 |
🔸作り方🔸
- ボウルに小麦粉、ドライイースト、砂糖、人肌程度に温めたココナッツミルク、塩を入れ、よく混ぜる。まとまってきたら、ボウルの中で捏ねる。
- 捏ね上がった生地を、ボール状に等分して丸める。
- それぞれのボール状の生地をバナナの葉で包み、30分ほど蒸し焼きにする。または、150℃のオーブンで45分焼き上げる。